ボツリヌス療法について
ボツリヌス療法は局所的な神経筋伝達阻害作用により筋肉を弛緩させます。
当法人では脳卒中後の「上肢痙縮」、「下肢痙縮」に対する治療として行っています。
発症からボトックスを打つのが早ければ早いほど効果が高いと言われています。またボトックスを打つだけでなく、その後のリハビリが重要となってきます。
当法人では病棟入院時より必要な患者様を選択し、退院後に外来でのボトックス注射施行、在宅サービス(通所リハビリ、デイサービス、訪問リハビリ)でのリハビリを行えるよう連携を図っています。
またリハビリ入院中も打つ事ができませんので、ご理解下さい。
注射を打つ際は、医師だけでなく担当セラピストが付き添い、注射直後からリハビリが開始されます。
また担当セラピストから自主訓練メニューが立案されますので、リハビリの際には確認をさせていただいています。
継続してボトックスとリハビリを行うことで日常生活動作の向上、QOLの改善が期待されています。
こんな効果が得られます!
- 常に痛みを伴うストレスから解放される。
- 痛みが軽減し、よく眠れるようになる。
- 着替えが楽になる。
- リハビリに積極的になれる。
- 料理、洗濯などが楽になる。
- 文字を書いたり、趣味を楽しむなどの活動が豊かになる。
- 手洗いができ、手のひらを清潔に保てるようになる。
- 爪切りができるので、手のひらに爪が食い込まなくなる。
- 転倒や外傷のリスクが減る。