食事とは「食べる喜び」や「味わう喜び」を通して、
人間らしく生きることをサポートすること。
「食事」とは単に栄養を摂ることではなく、その方が生きてきた環境に想いを馳せ、色や美味しさや香りなどによって人間の3大欲求のひとつである「食欲」につながるものでなくてはならない。
栄養課では、摂食嚥下障害や栄養障害があっても、食べる機能や栄養価に配慮した食事の普及や途切れない支援の提供を実現するため、病院や職種、地域の垣根を越えた繋がりを大切にしています。
アセスメント結果から医師の指示のもと、お身体の状態に合わせたメニューを栄養課から提供します。
1.噛む力や飲み込む力が弱い
言語聴覚士や歯科衛生士がおひとりおひとり食形態を評価し、かたさや飲み込みやすさに配慮した食事を用意します。
(参考)日本摂食嚥下リハビリテーション学会嚥下調整食学会分類2013
2.リハビリに臨める体力をつけたい
理学療法士が筋肉量を計測し、必要栄養量を満たした食事を提供します。
(たくさん量が食べられない
管理栄養士が低栄養にならないように当院オリジナルの補助食品を提供します。
3.褥瘡を治療、予防する
医師、看護師が創部を確認し、治癒に必要な栄養素が入った食事を提供します。